#54 警察庁が保有する秘密個人情報ファイル簿の情報公開訴訟【最高裁弁論期日レポート】
Update: 2025-05-19
Description
このケースは、警察庁の保有する保有個人情報管理簿122通の情報公開請求に対する(一部)不開示決定の取消しなどを求める訴訟です。
控訴審では、一部の開示が認められましたが、当初の不開示決定と後に開示する範囲を拡大した変更決定がなされた間に加筆修正がなされたとされる文書については、文書中の備考欄をさらに細分化して不開示事由該当性を判断することができないとして、開示が認められませんでした。
令和7年4月18日、最高裁でこの訴訟の弁論期日が開かれました。このPodcastでは、原告代理人弁護士の三宅千晶弁護士、古本晴英弁護士に出演していただき、この訴訟の概要、第1審判決や控訴審判決の内容、最高裁弁論期日で議論されたことなどについて伺いました。最高裁弁論期日が開かれた当日直後に収録をし、弁論期日を控えた心境や弁論期日での国や裁判所の反応など、ざっくばらんに話していただきました!
6月3日に最高裁判決が言い渡される予定です。情報公開訴訟における裁判官の釈明権の行使のあり方についてなど、この判決が今後の他の訴訟に与えうる影響は大きいと考えられます。このPodcastを聴いて判決に備えましょう!
(※一部背景の音が混ざっている箇所があります。ご了承ください。)
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000052#case_tab
【目次】
(0:00 ) オープニング
(1:18 ) 訴訟の概要
(5:48 ) 第1審判決・控訴審判決について
(9:57 ) 最高裁弁論期日について
(17:39 ) この訴訟の公共的意義、最高裁判決に期待すること
(22:55 ) エンディング
Comments
In Channel